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頚椎症:頚椎症/鍼灸治療レポート19

女性 30代 飲食業
症状:頚部の痛みと痺れ

既往歴

側弯症

現病歴

以前、一度、六本木ヒルズ院で鍼治療を受けたことがある。飲食店を経営しているため、仕込みや準備でかなり手先を酷使している。
一時、店を閉じたが、新たにお店をオープンしてストレスと疲労で身体が疲れきっている状態でネット予約され来院。
頚部を後屈すると、ピリッとした痛みがあり不快。熟睡できていない状態がより首に負担をかけている感じがすると話された。

鑑別診断

先天的な側湾症で、肩の高さにも左右差がある。側湾症による背骨の捻れが原因で、腰部や頚部にも痛みを生じやすい状態。
加えて、水仕事による冷えにより頚部・上腕部の血流も悪く、前傾姿勢の長時間作業で手先を酷使していることが、さらに頚部脊髄を圧迫していることによる頚椎症と診断。

治療法

脊椎は頭蓋骨の真下から尾骨に至るまでの背骨の部分で、脊椎の働きは上半身を支えて動かすこと。脊髄等の神経の保護、肋骨と合わせて内臓も保護している。
脊椎が変形していることで神経を圧迫しているので、硬くなった椎骨間、背部を緩めていく必要があると説明し、頚椎に刺鍼を。
大椎(だいつい)、天柱(てんちゅう)、風池(ふうち)、身柱(しんちゅう)、膏肓(こうこう)、天窓(てんそう)、肝兪(かんゆ)、腰部の命門(めいもん)、志室(ししつ)、上髎(じょうりょう)、次髎(じりょう)にも刺鍼し、身体のバランスをとるため、手足にも刺鍼した。
背部の硬さが顕著なため、腹部にもかなりの負荷がかかっており、下腹部のツボ、関元(かんげん)に力がない。関元に置鍼し、温めながら副交感神経優位となるよう頭部のマッサージも行う。
これまでの負担が頚部以外にも見受けられたため、間隔をあけずに来院することを提案。
次回来院時、後屈すると痛みが走るので上に向けなかったが、前回の治療翌日は後屈しても痛みが出なくなっていて驚いたとお話しされていた。

生活指導

ふだんから身体をなるべく冷やさないようにすること。仕事中、頚部や背部と同じ箇所ばかりを酷使するため、動きが少ない部分もなるべく動かすように指導。
立ち仕事が長時間になるので、足を上げたり、末端部の循環を改善するため手先足先と指先も可動したり、自身でも刺激するようにお伝えした。
治療院で販売している湯神香(漢方入浴剤)が冷えに効くと、愛用して頂いている。

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特殊な症状がひどい方は豊富な治療実績を持った店舗へ行くことをオススメします。

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