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坐骨神経痛:坐骨神経痛/鍼灸治療レポート25

男性 70代 会社員
症状:右臀部から大腿後面の痺れ

既往歴

脊柱管狭窄症

現病歴

5~6年前に脊柱管狭窄症と診断され手術を行った。
腰の痛みなどはほとんどなくなったが、右臀部から大腿後面への痺れはまだ残っており、臀部の緊張と違和感が特に強いため来院。
仕事は事務的なものが多いため1日中座っていることが多く、仕事が終わった後や長時間座っていたあと、そこから立ち上がり歩く時に痺れが強く出る。
温めることで少しは緩和するものの違和感は取れず、週末に行っていたゴルフが億劫になっている。術後の症状だが、少しでも違和感を解消してこれまでのように生活を送りたいと話された。

鑑別診断

腰部後屈で可動域の低下が見られる。これは術後の腰椎周囲の筋緊張によるとものと考える。
立位で股関節外旋位。SLR神経症状、FNSテストでは神経症症状は見られなかった。
Kボンネット陽性、ケンプ陰性。臀部梨状筋走行上に圧迫時下腿に痺れが再現される。
これらのことから長時間の座位姿勢により坐骨神経が圧迫され、さらに梨状筋など外旋筋の緊張が強くなっているため症状が出ていると判断した。

治療法

腰部背部の緊張緩和のため、背中から腰部、臀部、下肢と指圧マッサージを行い、そのあと鍼で刺激をしていく。
身柱(しんちゅう)・風池(ふうち)、神道(しんどう)など脊柱上のツボを鍼で刺激し、脊際のツボにも刺激を加えていく。そのあと、腰椎周りの腎喩(じんゆ)や志室(ししつ)、命門(めいもん)や腰陽関(こしようかん)に刺激した。
臀筋群、外旋筋群緊張緩和のため環跳(かんちょう)へ刺激し、そのまま環跳へ置鍼。赤外線で患部を温め血行促進を図った。
次に、神経症状緩和のため、仰臥位で臀部のストレッチ、神経牽引を行った。
最後に、仕事中、座位でも行える臀部のストレッチを伝え、治療終了とした。

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