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耳鳴り・突発性難聴:突発性難聴/鍼灸治療レポート20

男性 30代 休職中
症状:突発性難聴(右耳の閉塞感、耳鳴り)

現病歴

初めて発症したのが2023年6月。ステロイド、メチコバールで寛解した。2023年8月初旬に再発し、同様に投薬治療をするも全く回復せず今日に至る。
出版関係の仕事で人間関係のストレスが多く、明らかにストレスが増えたところで発症してしまったと話された。
さらに話を聞くと、その2週間前にお腹の調子を下していたとのことで、自律神経の乱れも自覚されていた様子で、最も気になるのは右耳の閉塞感。その次に、夜寝るときの耳鳴り。
聴力に関してはあまり低下がみられず、爪弾きテストも問題なく聞こえる。
インターネットで突発性難聴 治療を検索していたら、ハリアップのInstagramに辿り着き、口コミや改善例をみて来院を決めたと話してくださった。
現在は休職中で、年明けからは働き始めたいので早めに治したいという思いが強かった。

鑑別診断

既往歴に難聴や耳鳴りを引き起こす病気はなく、めまいなどの症状はないため、病院での聴力検査、血液検査の結果とMRIなどの結果を総合して、感染症やメニエール病、聴神経腫瘍ではないと判断した。
ストレスが引き金となった、自律神経バランスの乱れが関与した突発性難聴と判断し治療を開始。

治療法

自律神経の調整をメインに行っていくことを説明。
頭部の百会(ひゃくえ)や腕の内関(ないかん)、お腹周りのツボを使い、自律神経根幹部の腸の動きを活性化させていく。
翳風(えいふう)、耳門(じもん)、聴宮(ちょうきゅう)、角孫(かくそん)など、耳周りのツボで気血の通りを良くし、首周りの硬くなっている硬結部に単刺。そのあと翳風、耳門に置鍼した。
その後、手技にて耳に刺激を与えたところ、施術後、自覚的には少しだけ閉塞感が減ったとのこと。
運動する習慣がないので、自宅でできる首肩周りの運動とストレッチをアドバイスし、食生活の見直しを指導して初回の治療は終了とした。

2回目は1週間後に来院。

驚くべきことに耳閉感は9割ほど改善。

本人もかなり驚いた様子で、これなら早期に再就職できそうと希望をもたれていた。
セルフケアは毎日実施していたというが、治療から2日後からほぼ耳閉感を感じない状態。
ただ、新たに左耳の耳鳴りを感じるとのことで、今回は左側を重点的に治療を開始した。
もともと最初の発症は左耳の突発性難聴で、それが完治していない状態で2回目の発症が今回の右耳だったので、もともとの症状だけが残った状態と考えられる。
治療は前回と同じような流れで行い、耳鳴りが少し良くなったところで治療終了。今後も2週に1度の頻度で治療していく予定。

突発性難聴は早期の治療が大切であることはもちろんのこと、日頃から騒音にさらされていないか、イヤホンをつけっぱなしで仕事をしていたり、音楽を聴いていないか。
過度のストレスがかかった生活を送っていないか、睡眠の質が著しく悪くなっていないかなど、今一度自身の生活を見直す必要があります。

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