男性 40代 デスクワーク
症状:左坐骨神経痛
坐骨神経痛の現病歴
約2か月前から左殿部痛が出現。左大腿後面から下腿外側にかけて放散痛としびれを自覚。長時間の座位や前屈動作で症状が増悪し、安静で軽減する。整形外科を受診し、MRIなどは異常なしとのこと。
鑑別診断
炎症所見なし。筋力低下なし。排尿・排便障害なし。夜間痛なし。ケンプテスト、SLRテスト、FNSテスト、パトリックテスト、ニュートンテスト陰性。ボンネットテスト陽性。
腰殿部筋群、特に梨状筋周囲の緊張が強い。梨状筋症候群と判断。
坐骨神経痛への鍼灸治療
伏臥位
腰背部から殿部・下肢の筋緊張を除去することを目的にマッサージを施行。腰殿部阿是穴、環跳、委中、承山、崑崙などへ単刺を行い、環跳に置鍼。
仰臥位
ハムストリングスおよび殿筋群のストレッチを実施。
術後)
放散痛・しびれは大幅に軽減。
坐骨神経痛の生活指導
梨状筋のストレッチを指導。
経過
再発予防と全身コンディショニングを目的に月2~3回のメンテナンス治療を継続。

