Original

ストレス対策と運動

この記事の監修鍼灸師

ドクター・リウ鍼灸院 西新橋院 慶長先生

  

定期的な運動は自律神経が興奮するのを阻止

 

NHKで『キラーストレス』という特集番組をみた方はいらっしゃいますでしょうか?

 

ストレスの対策として、「ストレスの原因を避ける」、「笑う」、「サポートを得る」、「運動」、「瞑想する」などをあげていました。

その中の「運動」についてです。定期的な運動は自律神経が興奮するのを阻止します。

延髄の神経細胞は扁桃体(恐怖や不安に反応する)の信号を自律神経に伝える回路になっていますが、運動をすることによって、延髄にある神経細胞の突起の数が減少します。

 

    

 

その結果として副腎からのストレスホルモンの分泌を少なくさせます。

扁桃体、延髄から自律神経に過剰に信号が伝わり興奮すると、脈拍は早くなり、血圧が高くなる事にもつながります。

血管に穴をあける原因にもなります。

番組の中でも「運動は、ストレス反応の暴走を抑え、心臓、脳、肝臓などの臓器を守ることにつながります。」ということでした。 

ストレスホルモン、コルチゾールの影響で脳の海馬(記憶と感情に関わる場所)の神経細胞がむしばまれる。

運動することは、それを防ぐことにもなるということです。

 

定期的に運動できている人は、もしかしたら恵まれている人たち!?

 

最近の医療現場においても、以前とは違い腰痛や膝関節症などでも、運動を取り入れて治療していくというやり方がとられています。

自身の感覚からも、50歳代ぐらいから、加速度的に、筋力低下、柔軟性も失われてきていると感じます。

五十肩、腰痛、股関節痛、膝関節痛、手足の痛み、運動すると痛みを感じることもあります。始末の悪いことに、筋肉痛なのか、危険を知らせる痛みなのかも、若い時と違い分かりずらくなってきます。

脳、脊髄から筋肉への神経のやり取りも衰えてくるのでしょう。

それで、運動したほうが良いと分かっていても、心理的に不安になってやめてしまう。

運動するのは面倒だというのもありますが、環境やその他いろいろな事で、年齢とともに、運動ができない状況に、追いやられていく、ということなのかもしれません。

患者さんや、周りの人(特に年配の方)を見回して、そう感じます。

50歳過ぎて、定期的に運動できている人は、もしかしたら恵まれている人たちかもしれません。

 

 日本人は走ることができませんでした。

話は変わりますが、未開の地というか、現代でも弓矢で狩猟し、ほとんど裸で暮らしている人たちがいます。

そこで、石などを投げたり、捕ったりするのを見せると、みんな目を瞠るということです。

私たちが簡単にできることでも、生き物を追いかけ狩猟する、筋骨逞しい男でも、やったことがなければ、運動神経の悪い女性の様な、変な投げ方になり、遠くにも投げることができない。

捕るのも「キャー」という感じで、逃げてしまう、ということです。

今度は日本の過去にさかのぼると、日本人は走ることができませんでした。

「特殊技術」だったのです。走るという動作は、明治維新以降、西洋の軍事教練を通じて、日本人にもたらされたと言われています。

とはいえ、体の使い方が劣っていたのかというと、そうではないと思います。

生活様式の違いが大きく関わってきます。

昔は、着物、袴、履物は草履、下駄、そして武士階級の人は、腰に刀を差していました。

体幹、腰、腹、胸、肩は一緒になって動き、右手が前に出るときに、左足が前に出るというような、捻る、ねじる動きはあまりしません。

そういう動きだと、着物が着崩れたり、腰に差した刀がぶらぶら動くことになります。

そして、そういう動きでなければ、日本刀は使いこなせません。

残念ながら、武道も競技化、スポーツ化してしまい、一つの文化とも言える、日本人独特の身体の使い方は、忘れられてきているように感じます。

日本舞踊の動きも基本は同じなのだと思います。そこが、ダンスと違うところでしょう。

  

何はともあれ、健康管理のためには定期的に運動をする習慣を身につける。 そして、体の不調があれば、私どもの鍼灸指圧マッサージの治療を受けに来ていただければと思います。

 

 

 

慶長先生が所属の治療院はこちら

■ ドクター・リウ鍼灸院西新橋院サイト▶

■ 電話する▶

慶長先生

慶長先生

ドクター・リウ鍼灸院 渋谷駅前院所属 鍼灸師


お近くの店舗へのお問い合わせ

メディアに関するお問い合わせ

この内容で送信します。よろしいですか?