内臓の冷えと腰痛

この記事の監修鍼灸師

 ≪メディア事業部 原編集長≫

痛みで仕事の集中力を妨げられたのは久々

1週間前、頭痛もちの私には珍しく腰痛があって、

何をするにも「腰が痛い、あーもー腰が痛い!」と言っていて、

2日続いたときには「鈍痛がお腹まで響く」と言い出し、痛みで仕事の集中力を妨げられたのは久々のことでした。

 

▶屈むのがツライ

▶痛くて寝返りもできない

 

ギックリ腰気味の腰痛だったら、すぐにでも鍼治療してもらおうと思うのですが、

鈍痛だと先ずは放っておこう、様子を見ようと思うんですね。

 

私も鍼灸院に行こうかどうしようかと悩む患者さんと一緒です。笑

 

放っておくと今度はいつもの頭痛が始まり、結局いつものように鍼治療を受けたのですが、頭はスッキリ。でも腰痛はなんだかまだ気になる状態。

 

痛みが続くと人間不安になるもので、もしかして婦人科系に何かあるかもとか、内臓に何かあったらどうしようとか、年齢的にも色々頭をよぎってしまいまして、病院か...と考えてしまったのですが、労ってなかった体のことを思うと自分でも手当してみようとなったのです。

 

・・・そういえば睡眠短かった

・・・そういえば便通良くない

・・・そういえば体が冷え気味

・・・そういえば食事が不規則だったかも

 

 

老化まっしぐらだと自分でも嫌になったのですが、その中でも気になったのが

最近の便通=「便秘」

 

鍼治療のときも「ゴリゴリしてるし、下腹(お腹より下)が冷えてるよ。」と言われる始末。
今回の腰痛で初めてお腹の状態を気にしたのです。

 

そして、疲れが溜まっていることに加えて睡眠不足だとてきめんに便秘になることも。

 

自分が一番わかっているのに今初めて知ったかのように、お腹の下、両サイドを仕事中も寝るときも温めていたら、あんなにひとつひとつの動作のときに言っていたつぶやきを言わなくなっていました。

 

腸の動きは、自律神経の支配。

環境の変化やストレスにさらされると、自律神経がうまく働かなくなるため正常な腸の蠕動(ぜんどう)運動が起こらず、便が滞って便秘につながることがあります。

 

女性の場合は、女性ホルモンのひとつ「黄体ホルモン」の影響することもあります。

 

やはり何かしらの原因が重なることで自律神経のバランスが悪いと血流が悪くなりやすく、内臓の冷えも引き起こし便秘にもなりやすいもの。

 

そうなると、腸を通って全身へ送られる血液が汚れてしまうので他の臓器にも悪影響になりかねません。

 

大腸に腐敗物が溜まると消化器系の流れが交通渋滞を引き起こしてしまう。

 

悪循環が腸から起こるということです。

 

これこそ放っておくと、便秘や下痢だけでなく、膀胱炎、月経不順、月経痛など、さまざまなリスクが高まる可能性があるのです。

 

 

今回の腰痛から気付いた内臓の冷え、腸の働きの低下

油断できませんね。

 

 

 

One Point Advice ツボ ~大横~

今回、私が温めたツボは「大横」。おへそと骨盤の前側の出っぱりを結ぶ線の真ん中(左右)

簡単なことと気付いたからには続けたいものです。

 

85%の腰痛は原因分からない

 

腰の痛みを訴えて受診する人のうち

椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症など原因が特定できる腰痛は実は約15%。

ぎっくり腰を含め、病態不明の『非特異的腰痛』のほうが多い。

 

腰痛全体の約85%は、レントゲンなどの画像検査では腰に明らかな異常が見られない「人非特異性腰痛(腰痛症)」である。

 

要するに全国的な調査で85%の腰痛は原因分からないとなっているのです。

(参考:日本整形外科学会と日本腰痛学会が新たにまとめた治療・診断の指針「腰痛診断ガイドライン」)
 


 

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