気血ってなに?

この記事の監修鍼灸師
ハリアップ六本木ヒルズ院
 鈴木先生

皆さんは東洋医学とはどんなものだと考えていますか?


怪しいもの、オカルト的なものといったイメージを持っている方もまだまだいらっしゃるかと思います。
ですが、東洋医学とは学問なので理論があります!
簡単にはなりますが東洋医学の理論を紹介させていただきます。
 
人体を構成する要素には気(き)・血(けつ)・津液(しんえき)・精(せい)の4つの要素があります。


この4つの要素が少なくなったり、滞る(東洋医学では少なくなる、足りなくなることを虚(きょ)、有余、滞ることを実(じつ)といいます。)とバランスが崩れ、病気になります。
今回はこの4つのうちの気、血に焦点をあててお話しします。


まず「気」ですが、皆さんも一度は耳にしたことがあるかと思いますが、じゃあこの「気」って何なの?ってところですよね。

「気」には下記にあるように6つの作用があります。


①    推動(すいどう)⇒血液や身体の水分などを運行させる。
②    温煦(おんく)⇒身体を温め、体温を維持する。
③    固摂(こせつ)⇒体液の漏れを防ぐ。血液が血管から流れ出ないようにする。
④    防御(ぼうぎょ)⇒かぜの邪気(風邪(ふうじゃ))などから身体を守るバリヤーみたいなもの。
⑤    気化(きか)⇒飲食物を気や血に変化させる、汗や尿などの排泄物を生成するなど。

⑥    栄養(えいよう)⇒各臓腑や器官を栄養する。


この「気」が足りなくなることを気虚(ききょ)と言われます。

逆に気の流れが滞ると気滞(きたい)と言われます。

気虚になると、一般的にも認識される「元気がない」状態になります。疲れやすい、息切れ、汗をかきやすい、風邪をひきやすいなどの症状が現れます。

逆に気滞になると、張った感じの痛みや腹部の膨満感、精神面に影響すると抑鬱感、いらいらしやすいなどの症状が現れます。



次に「血(けつ)」には「滋養(じよう)」という作用があります。

この言葉も聞いたことがあるかとは思いますが、身体の器官、臓腑など全身を栄養することをいい、血が少なくなることを
血虚(けっきょ)といいます。

血虚になり頭部を栄養出来なくなると、めまいが起きたり、筋肉を栄養出来なくなると足がつったり、眼を栄養出来なくなると目のかすみなどの症状が起こります。



逆に、血の流れが悪くなり停滞すると瘀血(おけつ)となります。
瘀血症状の特徴のひとつは痛みです。捻挫などで内出血が出来ると痛いですよね?これが瘀血です。


痛みでもう一つ代表的なものは女性の月経痛です。月経前から月経開始の1,2日目に痛みが強くて、塊が出ると痛みがすっと引くタイプの方は瘀血タイプだと考えられます。他にも瘀血によってシミや色素沈着などもできてしまうので美容にも関係してきますね。

いかがでしょうか?このように東洋医学には理論があります
そして、鍼灸治療では上記のような状態の人のツボに鍼を刺したり、お灸をすえることにより、気血を補ったり、滞りを流しめぐりをよくすることができます。

多くの方が経験する肩こり、腰痛なども気、血の問題により症状が緩和しない方もよく見られます。



気血と言葉でいうとすぐお手入れができそうですが、続けることが大事です。
気血を整えて健康な体を手に入れませんか? 



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鍼灸師(ハリアップ六本木ヒルズ院)