免疫兵VS予防接種

この記事の監修鍼灸師

コリとれーるカレッタ汐留院 山川先生  

     

予防接種がなぜ病気を防げるのか

気付けば師走に向かって一直線。

そんな時期になってまいりました。

 

クリスマスや忘年会など、人の多い所へ行く予定が目白押しではないですか?

そんなとき忘れずに受けておきたいのがインフルエンザの予防接種。

 

感染力がとても強いため、備えは万全にしておきたいところです。

しかし体の状態によってはせっかくの予防接種がムダになってしまうことも!

 

そこで今回は、予防接種がなぜ病気を防げるのか簡単にさらっておきましょう。

 

インフルエンザに限らずどの病気の予防接種にも当てはまることなので、覚えておいて損はありません。

 

免疫ができるまで

生き物の体には、「免疫」というものがあります。

これは人間社会に例えると体を守るための軍隊です。

勇敢に敵と戦う兵、敵のタイプに合わせて武器を作る兵、出会った敵を残らず記録しておく兵など、様々な役割を持った兵がいます。

この軍隊が力を合わせて外敵を排除してくれているので私たちは健康でいられるのですね。

 

さて、ここに登場しますは注射器の中のインフルエンザウイルス。

そうです予防接種です。

これが体の中に入ります。

気にかけていただきたいのはウイルスの状態。

予防接種として使われるのは人間を病気にする力なんかほとんど残されていない、すでに再起不能のボコボコにされたウイルスです(不活化ワクチンといいます)。

すると体の中の兵士たちは、ろくに逃げることも戦うこともできないウイルスをあっという間に取り囲んで倒してしまいます。

 

最後に記録係がウイルスの情報を控えて終了。

これ以降、ウイルスの情報が記録として残っている間は同じウイルスが来ても兵たちが迅速に対応できるため病気にかかりにくくなるのです。

これが予防接種によって免疫がつくまでの一連の流れです。

しかし、もし兵士たちが弱っていたらどうなるでしょう。

例えば風邪をひいていて兵士たちが絶賛戦闘中だったり、栄養不足で数が減っていたりすると、ワクチンが入ってきても兵士が倒してくれないことがあります。

敵はすでに戦闘不能状態なので放っておいても悪さをするわけではありませんが、兵士たちがスルーしてしまった場合は免疫もつきません。

すると「予防接種打ったのにインフルエンザになっちゃったなー」ということになります。

 

まとめ

予防接種の前には体温計測と体調のチェックをやりますね。

あれは患者さんが「免疫を作れる体調であるかどうか」を調べているのです。

また、小さい子がよく受ける水ぼうそうやおたふくかぜなど、一部の病気のワクチンは「生ワクチン」と言い、戦闘不能ではなくダウン一歩手前のウイルスが使われています。

つまり体調によってはウイルスが力を取り戻して増え、兵士たちの戦闘力を上回ってしまうこともあるのです。

せっかく予防接種を受けるなら、その効果を無駄にはしたくないもの。ご自身の体調が万全なときを見計らって行ってくださいね!

 

 

 



山川先生所属の治療院はこちら

 ▶コリとれーるカレッタ汐留院サイト

 ▶オンライン予約

山川先生

山川先生

コリとれーるカレッタ汐留院所属 鍼灸師


お近くの店舗へのお問い合わせ

メディアに関するお問い合わせ

この内容で送信します。よろしいですか?