STOP誤食! おいしそうな伏兵たち

この記事の監修鍼灸師
コリとれーるカレッタ汐留院 山川先生

 

 

つい口に入れてしまいそうな、危ない植物

 

蒸し暑くなってまいりましたね。東洋医学で言うと植物が長く伸びる季節、夏でございます。

 

最近は我々が小学生だったころと違って、夏休みが少し早く終わるそうですね。

しかしそれでも夏休みは楽しいもの。

友人同士でテレビゲームをするのも近所の公園で蚊に刺されまくるのも、どちらもいい思い出となるものです。
 
さて、今回は外遊びを愛するお子様がつい口に入れてしまいそうな、危ない植物を紹介します。

命にかかわることはありませんが、変なものを食べてひどい目に遭ってしまっては、楽しい夏の思い出が台無しです。お子様だけでなく、ペットの誤食にも充分気を付けてくださいね。
 

 

・ヨウシュヤマゴボウ ▶Wiki

赤い茎を持ち、深い赤紫色の実をブドウのようにつける植物です。

ちょっと毒々しい見た目なので食べるまではいかなくとも、子供のころおままごとで使っていた方は多いのではないでしょうか。

「ヤマゴボウ」という名前ですが、木全体に毒素が含まれており、食用ではありません(食用のヤマゴボウは「モリアザミ」という花の根を指すそうです)。

毒素は根と種子で特に多く、大人でも実を10粒程度食べると下痢や腹痛を起こします。

さらに摂取量が多い場合は神経麻痺による痙攣等を起こすこともあります。
 
 

・アサガオの種 ▶Wiki

ほとんどの小学生が生まれて初めて自分で育てる植物は、おそらくコレではないでしょうか。

実はアサガオは元々、観賞用ではなく薬として中国から日本に持ち帰られたもの。

当時は牽牛子(けんごし)と呼ばれ、強力な下剤として使われていたそうです。

必要量は大人であっても0.5gほど。即効性があるので、食べたらすぐに症状が現れます。

もしトイレもない野外で食べてしまったら……

身近すぎるせいなのか、私が小学生の頃も度胸試しで食べようとする男子が何人もいました。

お子様やお友達がアサガオの種を食べようとしていたら、つまらないからやめろと言って止めてあげてください。
 


・どんぐり ▶Wiki

どんぐりを調理して食べたことがある方は意外に多いのでは?

某少年マンガでもどんぐりの粉から作ったつけめんを文化祭で提供するシーンがあったりしましたね。

もちろんどんぐりそのものに毒はありません。

 

問題なのは「未加熱で食べてしまうこと」です。

 

どんぐりの主成分はデンプンです。

デンプンは過熱してあるか否かで呼び名が変わるのをご存知ですか? 火を通して柔らかくなったものはαデンプン。

生のものや、加熱後に水分が飛んで再び硬くなったものはβデンプンと呼びます。

さてこのβデンプンですが、人間のお腹の中にはこれを消化するための酵素がありません。

大量に食べてしまうと、消化不良を起こしてお腹を壊すことになります。

野生動物が平気でどんぐりや草を食べているのは、きちんとその食生活に対応した消化酵素を持っているから。

食べ物は人間に合った形にしてからいただきましょう。

 

いかがでしたか?

食べ物には気を付けて、健康に夏をお過ごしください。
 

 


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山川先生

山川先生

コリとれーるカレッタ汐留院所属 鍼灸師


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