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花粉症と鍼灸治療

この記事の監修鍼灸師 細川先生

 

コラム初登場の細川先生です。

 

これからの季節、鼻がムズムズする、目がかゆい、鼻水が垂れる

花粉症の症状に悩まされる方、またお薬の副作用で倦怠感や頭痛の症状を心配される方も多くなります。

そこで、今回は花粉症を引き起こす仕組みや、鍼灸による花粉症の治療とはどういうものか、そしてどんな事に注意して日常生活を送れば良いかということをご説明します。

 

花粉症とは

人間の体には外敵から身を守る働きが備わっています。

これらは免疫反応と呼ばれ、私たちが生きていく上で大変重要な役割を果たしています。

風邪を引いた時、体温を上げ細胞を活性化し、ウイルスを撃退するのは、この免疫反応のお陰です。しかし、この免疫反応が暴走し、体内に侵入した異物に対し過剰に反応し攻撃してしまう。

これがアレルギーです。

 

アレルギー症状にはくしゃみ、鼻水、鼻づまり、目の痒みなどがあり、アレルギー症状を引き起こすもの(アレルゲン)には、カビ、ホコリ、花粉など様々なものがあります。
まとめると、花粉症とは免疫システムが暴走し、体内に侵入した花粉に対し過剰に反応し、攻撃する為に起こるアレルギー症状です。

 

花粉症を増加させる要因として

  • ストレスの多い生活
  • 食生活の変化
  • 飛散する花粉の増加
  • 腸内環境の悪化

などが考えられています。

実は免疫細胞のおよそ7割が腸内に存在しており、花粉症と腸内環境は切っても切れない関係なのです。

腸内環境が悪く善玉菌が少なくなれば免疫力は低下してしまい、ビフィズス菌や乳酸菌といった善玉菌を増やし、腸内環境を整え、免疫システムを正常に働かせる事が大事になります。

 

鍼灸治療が花粉症を改善する仕組み

体の特定の部位に鍼や灸をする事により、経穴(ツボ)を介し神経に働きかけ、自律神経の乱れを整えたり、免疫細胞を活性化させ、アレルギー症状を抑える効果が期待できます

毎年春になりスギ花粉が舞うとアレルギー症状が出るなど、季節性のアレルギーに対しては、症状が出る数ヶ月前から治療を開始することでアレルギー症状を軽減させることができます。

もちろん、免疫力強化のため1年を通して継続して治療を続けていくことは体質を改善する上で大変重要になります。

 

 

生活上の注意は

  • 外出時はマスクやメガネを着用する
  • 花粉の多い日は外出を控える
  • 手洗いうがいをする
  • しっかり睡眠をとり体を休める
  • ストレスを溜め込まない

自律神経の乱れは免疫力を低下させ花粉症の症状を強くする原因になります。

そのため、ストレスを溜め込まず、しっかり睡眠をとり体を休めることが大事です。そして、マスクやメガネを着用し花粉の侵入を防ぎ、手洗いうがいで花粉を洗い流しましょう。

また、雨上がりの翌日の晴れた日や風が強い日、湿度が高く乾燥した日は花粉の量が多いため、極力外出を控えましょう。

 

体質を改善するのは容易なことではありません

しかし、千里の道も一歩から。

まずは身近な体調管理から始めてみてはいかがでしょうか。

 

 

 


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細川先生

細川先生

鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師(ハリアップ六本木ヒルズ院)